抄録
足浴が発熱前または発熱時の苦痛の緩和や保温に有効かどうか検討を行った.10ヵ月から13歳の四肢冷感を認めた21名を対象にした.足浴時間を40℃の湯に5分間行ったが,15分間と延長した症例が8例あった.顔色の変化においては足浴前と有意な差は認められなかったが,顔色が悪くなった児はいなかった.機嫌・活気の変化では良くなった例が7例,悪くなった例が2例あった.発汗においては2時間後に有意差があり,手指温は有意差が見られなかった.足背温は30分後,1時間後,2時間後のいずれも足浴前と有意な差が認められ,解熱促進効果が21例中7例に認められた