松江市立病院医学雑誌
Online ISSN : 2434-8368
Print ISSN : 1343-0866
自然に縮小を認めた肺inflammatory pseudotumorの1例
呉 国栄長谷川 泰之小西 龍也原田 祐治
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キーワード: , 自然退縮
ジャーナル オープンアクセス

2003 年 7 巻 1 号 p. 85-88

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抄録
66歳男.肺癌の経過観察中,自然に縮小を認めた肺inflammatory pseudotumor(IPT)の症例について報告した.肺癌手術後,経過観察のために左下肺に腫瘤が認められ再発が疑われた.左下肺野の浸潤影を認め,S6には小結節とS9には浸潤影が認められた.肺生検では,悪性所見は認められず,IPTが疑われた.左下肺S6,S9は腫瘤影が増大し,IPTと考えられた.免疫組織染色ではHHF35,α-SMA,KPI,Vimentinはいずれも陽性を示した.以後,治療を行わず経過観察中であったが,その後のCTにて左S6,S9の陰影はいずれも縮小していた
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© 2003 松江市立病院
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