抄録
日本の一般廃棄物排出量,最終処分量とも減少しているが,新たな最終処分場を建設することが困難であるため,最終処分場の逼迫した状況は変化していない。埼玉県内の一般廃棄物処理状況を見てみると,最終処分地の県外依存度は高く,最終処分量の約半分を占めている。一方,民間による焼却灰の資源化が進んでいるため,県営最終処分場の埋立廃棄物種の割合や埋立地浸出水の有機汚濁成分濃度に変化が見られている。現在の埋立廃棄物状況および一般廃棄物処理施設状況から,今後,埋立廃棄物量をさらに削減するためには粗大ごみ処理施設の処理方法の見直し,リサイクル資材の利用促進も必要である。