中間貯蔵・環境安全事業(株)(JESCO) は,2014年12月に改正された中間貯蔵・環境安全事業株式会社法に基づき,環境省からの委託を受けて,中間貯蔵を行うことに加え,中間貯蔵事業に関する調査研究および技術開発を行なっている。
2016年4月に,環境省によりとりまとめられた「中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略」において,福島県外での最終処分を30年以内に達成するために,2024年度末までに減容・再生利用基盤技術開発を一通り完了することが目標とされている。
本稿では,JESCOが公募型実証事業,国直轄型実証事業,(国研)国立環境研究所との共同研究としてこれまでに取り組んできた除去土壌等の減容・再生利用に関連する技術実証事業について報告する。
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