医学教育
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委員会報告
シミュレーション医学教育に関する全国アンケート調査2016
日本医学教育学会 第18期 教材開発・SP委員会&第19期 学習方略委員会石川 和信小林 元菅原 亜紀子諸井 陽子小松 弘幸廣橋 一裕首藤 太一
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2017 年 48 巻 5 号 p. 305-310

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抄録

 日本におけるシミュレーション医学教育の現状を2016年に全国アンケートにより調査し, 先行調査と比較した. スキルスラボは新たに2大学に開設され, 76校中74校 (97%) に設置されていた. 平均施設面積は, 214 m2から, 339 m2に拡大し, 医学生の年間利用数は, 1,402人から1,978人に増加していた. しかしながら, 共用試験OSCE後の臨床実習でのスキルスラボの活用は4診療科, 模擬患者参加型教育の実施は29校 (38%) に留まった. 臨床実習前教育としてタスクトレーニングの活用が増えているが, 多様な状況への対応を学ぶシナリオ学習やチーム学習の拡充が必要と推察される. 管理運営面では, 専任スタッフの確保, 安定的任用, 施設維持の財務上の問題点が報告された.

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© 2017 日本医学教育学会
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