2021 年 52 巻 6 号 p. 509-514
HANDS-FDF (Home and Away Nine DayS - Faculty Development Fellowship) は, プライマリ・ケア領域の医師を対象としたおそらく日本で初のHome/Away形式の継続型faculty development (FD) コースである. 米国でFDを正式に学んだ医師が先行事例を踏まえて開発, 試験運用を経て周到に準備されたコースであり, 様々な独自の特徴を有していること, 計146名の修了生の活躍, 15年以上の歴史があることなどから, その開発の経緯も含めて参考にするべき点が多いと考えられる.