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Medical Imaging Technology
Vol. 29 (2011) No. 4 P 181-190

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http://doi.org/10.11409/mit.29.181

JAMIT 2011 関連の査読付き論文<研究論文>

歯科領域においては,説明上重要なX線パノラマ断層像と患者にとって理解が容易な三次元歯列表面形状の統合的な提示が求められている.従来では視覚的な統合が行われているが,画像情報が損なわれる可能性があるほか,医師と患者の対話的な歯列表面形状とパノラマ画像の参照システムの構築には至っていない.本研究では,主となる画像に他方の画像から得られる情報を力触覚として重畳することで,主画像の情報を損なうことなく相互的な画像参照を可能にする.両画像空間の相互的な変換方法として,仮想的に生成したパノラマ画像の歯列輪郭線と実パノラマ画像の歯間情報を利用した一致度計算によってパラメータを推定する方法を提案した.手動で設定した特徴点に対して手法を適用したところ,誤差は1.4 mmであり,位置合わせの有効性が示唆された.さらに,各画像上で,歯列内部情報および形状情報の力触覚による提示が可能であることが確認できた.

Copyright © 2011 日本医用画像工学会

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