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29 巻 , 4 号
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JAMIT 2011 関連の査読付き論文<研究論文>
  • 川岸 将実, 飯塚 義夫, 佐藤 清秀, 山本 裕之, 八上 全弘, 藤本 晃司, 久保 武, 江本 豊, 富樫 かおり
    29 巻 (2011) 4 号 p. 163-170
    公開日: 2011/10/12
    ジャーナル フリー
    本論文は,CADの出力の医師による理解向上を目的に,画像所見の一部に欠損が存在しても推論可能なベイジアンネットワークを対象として,診断推論の根拠を導出する一手法を提案する.画像所見の部分集合に対して推論結果に与える影響度を計算し,影響度の大きい部分集合を推論根拠として提示する.提案手法の有用性を確かめるため,判別ルールが明確な人工データを用いた検証実験と,臨床データを用いた評価実験を行った.人工データによる検証実験では,データの約90%で正しい推論根拠が導出された.臨床データを用いた評価実験では,「推論根拠として妥当」を表す評価値3を上回る,平均3.4の評価値を医師から得た.
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  • 伊藤 聡志, 蹄 昌幸, 山田 芳文
    29 巻 (2011) 4 号 p. 171-180
    公開日: 2011/10/12
    ジャーナル フリー
    我々はフレネル変換を使用した画像の多重解像度解析としてFREBAS変換を提案し,これまで医用画像の雑音除去や鮮鋭化問題に応用してきた.本研究ではFREBAS変換により得られた展開像の間には相互に信号振幅が大きくなる領域に高い相関がある性質を利用し,FREBAS変換空間の注目点近傍だけでなく展開画像間の相似的な位置の信号分布にも着目し,適応的に雑音を除去する新たな雑音除去フィルタについて検討を行った.雑音除去特性を評価した結果,従来FREBAS法と比べて同等のSNR改善度を確保しながら画像の劣化量を顕著に低下することができた.また,他の雑音除去法との比較においても提案法の優位性を示すことができた.
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  • 吉元 俊輔, 重枝 慧, 黒田 嘉宏, 井村 誠孝, 大城 理, 東 寛子, 八木 雅和, 高田 健治
    29 巻 (2011) 4 号 p. 181-190
    公開日: 2011/10/12
    ジャーナル フリー
    歯科領域においては,説明上重要なX線パノラマ断層像と患者にとって理解が容易な三次元歯列表面形状の統合的な提示が求められている.従来では視覚的な統合が行われているが,画像情報が損なわれる可能性があるほか,医師と患者の対話的な歯列表面形状とパノラマ画像の参照システムの構築には至っていない.本研究では,主となる画像に他方の画像から得られる情報を力触覚として重畳することで,主画像の情報を損なうことなく相互的な画像参照を可能にする.両画像空間の相互的な変換方法として,仮想的に生成したパノラマ画像の歯列輪郭線と実パノラマ画像の歯間情報を利用した一致度計算によってパラメータを推定する方法を提案した.手動で設定した特徴点に対して手法を適用したところ,誤差は1.4 mmであり,位置合わせの有効性が示唆された.さらに,各画像上で,歯列内部情報および形状情報の力触覚による提示が可能であることが確認できた.
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  • 陳 斌, 中村 嘉彦, 北坂 孝幸, 本間 裕敏, 高畠 博嗣, 森 雅樹, 名取 博, 森 健策
    29 巻 (2011) 4 号 p. 191-199
    公開日: 2011/10/12
    ジャーナル フリー
    本稿では,3次元胸部X線CT像群から多発性小肺結節の対応付け手法を提案する.肺結節の経過観察は臨床において肺がんの良悪性判別および抗がん剤治療評価の重要な手段である.しかしながら,経時CT像は肺野形状および,肺野領域内の構造物の位置が変化する.また,多発性小肺結節の場合,数百個の結節が発生する可能性がある.さらに,経時CT像において,肺結節の結合・分離および発生・消失などの変化が生じる.よって,読影医が経時CT像群から肺結節を観察するのは大きな負担になる.そこで,本研究は3次元胸部経時CT像群から多発性小肺結節の自動対応付け手法を提案する.本手法はまず,剛体および非剛体レジストレーションを用いて各経時CT像の肺野領域を位置合わせする.その後,肺結節の経時変化を考慮し,結節の重心点間距離,および直径や平均CT値などの特徴量を用いて対応付けを行う.胸部X線経時CT像3症例14画像に対して本手法を適用した結果,同定成功率が94.6%(37組中35組)であった.
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JAMIT 2011 関連の査読付き論文<研究速報>
  • 木原 朝彦, 小畑 秀明
    29 巻 (2011) 4 号 p. 200-207
    公開日: 2011/10/12
    ジャーナル フリー
    病変の経時変化や治療効果を判定し,効果的な治療方針を決定・実施するために,診断・治療・評価の過程で得られる一連の画像を空間的に位置合わせする意義は大きい.しかし,超音波診断装置は臨床で広く利用されているにもかかわらず,超音波画像に特有の諸要因のため,X線CTやMRIに比較して画像位置合わせに関する報告は少ない.近年,三次元ボリュームデータを連続的に観察・記録できる超音波装置が開発され,超音波においても診療プロセスで得られる画像群を位置合わせする意義と期待が高まっている.報告者らは,これまで,複数の小領域での相互情報量を用いたボリューム類似度指標を導入し,効果的に超音波画像を位置合わせする方法を提案してきたが,この手法のより精密な解析や臨床応用のためには処理時間の飛躍的な短縮が求められている.本報告は,この目的のため,GPUを用いた処理の高速化を検討し,従来の方法に比較して30倍以上の性能改善を行ったものである.
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研究論文
  • 伊藤 広貴, 越塚 誠一, 芳賀 昭弘, 中川 恵一
    29 巻 (2011) 4 号 p. 208-214
    公開日: 2011/10/12
    ジャーナル フリー
    胸郭の運動が一因となり呼吸による肺変形が引き起こされるため,胸郭の時系列の動きを知ることは肺内部の変形シミュレーションをする際に重要な知見となる.そこで,解剖学的知見とCT画像をともに用いる胸郭運動モデルを提案する.肋骨は肋横突関節と肋椎関節を結ぶ軸で回転運動をさせ,各肋骨の回転角度は呼気と吸気時のCT画像から求める.これにより,提案した胸郭運動モデルがポンプハンドル運動とバケットハンドル運動を定性的に再現できることを示す.さらに,呼気と吸気時のCT画像を用いて,提案した胸郭運動モデルにおける肋骨の回転角度算出手法の妥当性を検証する.
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  • 水田 哲郎, 北村 圭司, 赤澤 礼子, 大谷 篤, 田中 和巳, 工藤 博幸
    29 巻 (2011) 4 号 p. 215-222
    公開日: 2011/10/12
    ジャーナル フリー
    緩和係数λを動的に調整するDRAMA法は,リミットサイクル現象を回避しつつ収束性の高い画像を少ない反復回数で得ることができる画像再構成法である.3D PETサイノグラムを画像再構成する場合,サブセット構成を方位角θだけでなく傾斜角方向δにも分割することで,より高いコントラスト・ノイズ特性が得られることが期待できる.一方,近年工藤らによって,画素値がリミットサイクルに近いか遠いかをモニタしながらλを制御する,新たなλ制御手法が提案された.本研究ではこのλ制御法を用いて,サブセット構成,δアクセス順序,λ制御単位の最適条件をコントラスト・ノイズ曲線を用いて比較検討した.その結果,サブセットはθおよびδすべてについて分割,δアクセスは平行スライスの後に最大傾斜角から降順となる順序,λはvolume全体で一つの値で制御することが適切であると考えられた.
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講 座
研究室訪問
日本医用画像工学会
編集後記
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