Medical Imaging Technology
Online ISSN : 2185-3193
Print ISSN : 0288-450X
ISSN-L : 0288-450X
研究論文
3D PET逐次近似画像再構成におけるサブセットおよび緩和パラメータ最適化の検討
水田 哲郎北村 圭司赤澤 礼子大谷 篤田中 和巳工藤 博幸
著者情報
ジャーナル フリー

2011 年 29 巻 4 号 p. 215-222

詳細
抄録
緩和係数λを動的に調整するDRAMA法は,リミットサイクル現象を回避しつつ収束性の高い画像を少ない反復回数で得ることができる画像再構成法である.3D PETサイノグラムを画像再構成する場合,サブセット構成を方位角θだけでなく傾斜角方向δにも分割することで,より高いコントラスト・ノイズ特性が得られることが期待できる.一方,近年工藤らによって,画素値がリミットサイクルに近いか遠いかをモニタしながらλを制御する,新たなλ制御手法が提案された.本研究ではこのλ制御法を用いて,サブセット構成,δアクセス順序,λ制御単位の最適条件をコントラスト・ノイズ曲線を用いて比較検討した.その結果,サブセットはθおよびδすべてについて分割,δアクセスは平行スライスの後に最大傾斜角から降順となる順序,λはvolume全体で一つの値で制御することが適切であると考えられた.
著者関連情報
© 2011 日本医用画像工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top