近畿大学生物理工学部システム生命科学科
2015 年 33 巻 4 号 p. 153-156
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腫瘍の画像診断には陽電子放射断層撮影(PET)が使用されており,国民健康保険の適用にもなっていることから,国内のおよそ400のPET施設で広く実施されている.そこで本稿では,PETおよび18F標識のフルオロデオキシグルコース(FDG)を用いた腫瘍撮像において,腫瘍の状態を表す局所糖代謝量の測定原理を概説し,その簡易定量値であるSUVについて解説する.さらに,SUVの精度および再現性を確保するために求められる諸点についても説明する.
コンピュータ支援画像診断学会論文誌
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