Medical Imaging Technology
Online ISSN : 2185-3193
Print ISSN : 0288-450X
ISSN-L : 0288-450X
画像再構成におけるモデル駆動とデータ駆動の接点(2)
外れ値に頑健な信号再構成法―アーチファクトによる誤診のないコンピューター支援診断のための要素技術―
湯川 正裕
著者情報
ジャーナル 認証あり

2026 年 44 巻 3 号 p. 113-119

詳細
抄録

コンピューター支援診断では,画像に含まれるアーチファクトが誤った診断結果を招く可能性が危惧される.本解説では,このような問題への対処に役立つことが期待される要素技術として,外れ値に頑健な信号再構成法を紹介する.頑健推定で用いられるTukey損失とHuber損失のトレードオフ問題に言及し,弱凸関数に基づく定式化によって,トレードオフが解消されることを述べる.本稿は,信号処理の要素技術に興味がある方を対象とし,誤診防止の研究に繋がっていくことを想定している.

著者関連情報
© 日本医用画像工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top