抄録
小樽商科大学では2017 年度から卒業後3 年および10 年経過後の卒業生を対象にアンケート調査を実施しており、2021 年度までの5 年間で卒業年度10 カ年度分のデータの蓄積がある。本報告では、第3 期中期計画期間の終了を契機にこれらのデータを包括的に分析するのに先立って、予備的な作業としてこれまでの調査状況を整理するとともに母集団に対する標本の代表性に焦点をあて、データの外形的な特性について分析を行った。分析の結果、性別や在学時の成績によって回答確率に差が見られることを確認したが、全体としては大きな差はなく回答者の基本的属性の構成については母集団と一定の類似性があることを示した。