大学情報・機関調査研究集会 論文集
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第12回大学情報・機関調査研究集会 論文集
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オンラインジャッジによる不適切提出物の低減効果
*大倉 孝昭前田 裕介
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p. 110-115

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抄録

新入生向け半期科目「コンピュータ技術基礎Ⅰ(数理・DS・AI教育プログラム)」において、反転授業の事前学修成果物の質的改善、フィードバックの個別最適化を目指して、オンラインジャッジシステム(以下、“支援システム”という)の運用を開始した。15回のうち、5回で運用した。図に変換されたグラフの提出、他人のグラフをコピーして提出する、グラフの種類が間違っているなどの基本的な誤りは最終提出までに抑止されるようになった。一方、支援システムへの投稿履歴から、未記入ファイルの送信、提出すべきファイルを認識できていないと思われる行動が明らかになってきた。支援システムによる提出物の改善効果について報告する。

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© 2023 本論文著者

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