宮崎県総合博物館研究紀要
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日本本土におけるヤエヤマキコブタケInonotus pachyphloeusの初記録
黒木 秀一服部 力
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2026 年 46 巻 p. 1-6

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抄録
ヤエヤマキコブタケは希少な多年生の多孔菌であり、日本ではこれまで、八重山諸島の石垣島および西表島における照葉樹林からのみ報告されており、八重山諸島が本種の分布の北限と考えられてきた。本研究では、2023年12月に、日本・九州東部の宮崎県日向市に位置する海岸沿いの常緑広葉樹林において、本種の子実体を記録した。子実体は、1本のタブノキの幹およびその落枝上に発生しており、形態学的特徴に基づいて本種と同定された。本記録は日本本土での本種の初記録であり,日本における分布北限を更新する。
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