東北文化学園大学医療福祉学部リハビリテーション学科
2010 年 21 巻 1 号 p. 32-40
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浮腫とは,組織間隙(Interstitial space)に生理的な代償能力を越えて過剰な水分の貯留した状態を指し,臨床でもよくみうけられる症状である。しかし,発症の機序をよく理解しないまま慣習的に行われている理学療法に終始し,十分な治療効果を挙げられないことが少なくない。その対策には,なぜ浮腫がおこるのか,どうすれば改善できるのかを解剖・生理学的知見を踏まえ,理学療法における介入方法を構築し直すことが重要であると考える。
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