理学療法の歩み
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特別寄稿
救急・集中治療領域のリハビリテーション
山下 康次高見 彰淑
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2018 年 29 巻 1 号 p. 12-20

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抄録
近年,人工呼吸管理を必要とする重症疾患患者の早期リハビリテーション(以下,リハ)は,適切な鎮痛および鎮静管理のもと早期の離床や運動を行うことが推奨されている。また,早期リハは,チーム医療として実践することが重要である。これらの環境のもとで行う早期リハは,人工呼吸期間・集中治療室在室日数および在院日数の短縮,身体機能の改善など多くの効果が認められている。一方,集中治療を経験した患者は,集中治療室退室後も多くの問題を抱えており,とくに身体機能の回復遷延や精神および認知機能の低下,さらには患者のみならず家族にも影響をおよぼすことが近年明らかとなってきた。今後は,本領域でのリハは早期の効果のみではなく,退院後の予後を含めた効果を長期的に追跡することが重要であると考える。
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© 2018 宮城県理学療法士会
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