Papers in Meteorology and Geophysics
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原著論文
オキシン・XAD-2法による海水中の溶存アルミニウムの蛍光分析法
杉村 行勇鈴木 款
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1982 年 33 巻 3 号 p. 165-173

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抄録
 海水中の溶存全アルミニウムおよびアルミニウム有機化合物の新らしい螢光分析法を報告する。全アルミニウムは、アルミニウム—オキシン錯体を形成させたのち、この錯体をXAD-2樹脂上に吸着し、海水から分離する。またアルミニウム・有機化合物は、海水のpHおよびpH3の条件下でXAD-2樹脂に吸着させる。アルミニウムの定量は、アルミニウムオキシン錯体のクロロホルム溶液の螢光を利用して、螢光光度法を用いて行う。本法による回収率は平均97.5%。検出限界は0.08μgであり、標準偏差は3%以下である。北太平洋西部、インド洋、南大洋および東海村沿岸水における分布について述べる。
 外洋水中のアルミニウムは、大部分無機イオン又は化合物として存在するものと考えられ、その平均値は0.8μg/lである。
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© 1982 気象庁気象研究所
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