抄録
TWOMEY が大気中で起る様な小さい過飽和の中で活性化される凝結核測定chamberを考案したが,これについて測定法の改良を加え,field workに適する様に工夫を加えた。
又別にexpansion chamberをつくり,過飽和度は両方共同じにしておいて同じ空気を両方のchamberに入れ,出来たdrpoletの数や粒度分布を比較し,種々の人工核による差や gas 物質による核の表面のpoisoning effectを調べた。核が活性化してdropletとなる際には勿論過飽和度が問題であるが,核を含む空気のwater contentと cooling rate が重要な因子としてきいてくる他に,核の周囲の gas によるpoisonig が可成影響を及ぼすこともわかった。 gas 物質は主として油類を用いたが,表面張力と接触角の両方が影響を及ぼしている。