アンサンブル
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分子系における遷移・反応レートの計算法について
II
藤崎 弘士
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2015 年 17 巻 3 号 p. 175-180

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抄録
前回に引き続き,化学反応や構造変化,リガンド結合などに関わる速度論 (kinetics) を記述する量である,レート (rate) を分子レベルで計算する手法について解説する.今回は最近よく用いられるようになってきている,マルコフ状態モデル (Markov state model) とマイルストーン (milestoning) 法について取り上げる.
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© 2015 分子シミュレーション研究会
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