著者所属:東北大学大学院理学研究科化学専攻
2016 年 18 巻 2 号 p. 123-127
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電気化学的な系の分子動力学計算では通常,電圧の印加を模倣するため,系に外部電場 𝐄0 を印加した状態でシミュレーションを行う.それに対して対応する実験では,電圧𝛷を制御することにより種々の物理量を測定する場合が多い.この制御パラメータの違いは計算と実験の対応関係に対する理解を困難にする一因になっている.そこで我々はこの問題を解決するため,拡張系の方法により直接電圧を制御する手法の開発を試みた.
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