京都大学名誉教授
2018 年 20 巻 2 号 p. 78-84
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宇宙線が大気中で引き起こす空気シャワーの研究に,筆者がコンピュータを利用して以来,今年で59年になる.その間,秩序‐無秩序現象の映画作成,またソフトコア系の結晶化・ガラス化の問題,2成分ソフトコア・イオン系の超イオン導電体の問題に分子動力学法を用いた研究を行ってきたが,ここでは映画作成の話を述べた後,京都大学を例として計算機システムがリプレースを繰り返しながら今日に至った状況,「京」コンピューターの出現について述べ,おわりに分子シミュレーション研究会の発足に至る経緯を述べることにする.
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