東京大学大学院理学系研究科
2019 年 20 巻 3 号 p. 167-172
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概要 細胞骨格において分子モーターが誘起するダイナミクスと収縮応力に関する数値シミュレーション研究について簡単にレビューする.著者らは特にアクチンとミオシン分子モーターからなる細胞骨格に着目して,そのフィラメント間の架橋数が少なかったり細胞骨格の要素が入替(turnover)するような流動的な場合を調べ,収縮応力が生じる条件とその際の動的構造を調べている.本記事ではこの内容を中心に,関連する話題を紹介する.
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