慶應義塾大学大学院 理工学研究科
2020 年 22 巻 4 号 p. 334-339
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本稿では,最初に分子シミュレーションで再現した蛋白質の構造ゆらぎとその解析の方法,特に動的解析の方 法としての信号処理の方法と緩和モード解析の方法について概説する.次に動的解析の方法の問題点を挙げ,研 究の目的を述べる.これを踏まえて,2 段階緩和モード解析の方法を蛋白質の解析に適用した研究と,正定値緩和 モード解析の方法を提案し蛋白質の解析に適用した研究を紹介する.最後にまとめと今後の展望を述べる.
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