筑波大学 計算科学研究センター
2022 年 24 巻 1 号 p. 39-44
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
金属物質内の自由電子の古典的運動方程式を力場モデルの枠組みに組み込むことにより,光振動電場下での可視領域に於ける光応答ダイナミクスを記述できる分子シミュレーションを開発した.本稿ではその計算手法ならびにバルク金属と溶液中金属ナノ粒子を用いた計算例:鏡像力ポテンシャルの再現,誘電関数および吸収スペクトルの計算,プラズモン共鳴励起と熱・エネルギー緩和のシミュレーション,を紹介する.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら