マイコトキシン
Online ISSN : 1881-0128
Print ISSN : 0285-1466
ISSN-L : 0285-1466
Talaromyces panasenkoiからの毒性代謝産物としてのspiculisporic acidの分離について
藤本 治宏持斎 康弘堀江 義一山崎 幹夫
著者情報
ジャーナル フリー

1988 年 1988 巻 27 号 p. 15-19

詳細
抄録

著者らはethy lacetate抽出エキスのマウスに対する毒性を指標として,子のう菌類の産生する毒性代謝産物の検索を行ってきた.その検索において,強い致死毒性の見られたTalaromyces trachyspermus (Shear) Stolk & Samsonについてはその毒性本体の単離と同定をすでに報告した.今回は,同じく強い致死毒性のみられたT. panasenkoi Pittの毒性本体について報告する.

著者関連情報
© 日本マイコトキシン学会
前の記事 次の記事
feedback
Top