日本流体力学会誌「ながれ」
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交番振動流の乱流構造に関する実験的研究
(1) 乱れの統計量について
日野 幹雄柏柳 正之中山 哲厳原 輝彦
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1982 年 1 巻 2 号 p. 181-196

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抄録

振動流は様々な実用上の問題にみられるが, これまでの研究は抵抗則や平均流速分布に関するものが主であった.本論文では振動流の各位相における平均流速分布, 乱れの強さの分布, レイノルズ応力の分布, 全断面内の乱れのエネルギー生成と消散, 乱れのエネルギー・スペクトルなど乱れの統計量について調べ, これらの定常壁面乱流との相違を明らかにした.

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