日本内科学会雑誌
Online ISSN : 1883-2083
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II.各論~注目される新しい検査を中心に~
6.内分泌系疾患
村上 正巳
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2011 年 100 巻 11 号 p. 3256-3262

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抄録
甲状腺疾患の臨床検査においては,Basedow病の診断に必要なTSHレセプター抗体の測定が自動化され診察前検査として行うことが可能になり,超音波検査では血流測定やエラストグラフィなどが診断に利用されている.成人成長ホルモン分泌不全症の診断におけるGH分泌刺激試験,サブクリニカルCushing症候群の診断におけるコルチゾール測定の課題などについて述べる.
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© 2011 一般社団法人 日本内科学会
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