東北大学大学院医学系研究科先進感染症予防学講座
2011 年 100 巻 6 号 p. 1613-1618
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
ALI/ARDSなどの急性肺損傷時,肺組織では細胞傷害とともにその修復が常に行われている.この傷害修復に関与する肺組織幹細胞の存在が明らかとなってきた.また,様々な組織内に存在し,骨髄や脂肪組織からも採取できる間葉系幹細胞(MSCs:mesenchymal stem cells)の免疫調節作用が明らかとなり,敗血症やALI/ARDS動物モデルにおける細胞治療の効果が多数報告され,臨床への応用が期待されている.
日本内科学会会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら