東京都健康長寿医療センター研究所附属診療所
2011 年 100 巻 8 号 p. 2116-2124
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認知症の正確な診断を行う上で画像診断は欠かすことができない.初期評価の段階で治療可能な疾患を鑑別するために,まず頭部X線CTまたはMRIを必ず施行すべきである.MRIによる萎縮の分布,脳血流SPECTやFDG-PETによる神経機能障害の分布,アミロイドPETによるアミロイドβ沈着の有無の情報は早期診断や鑑別診断にきわめて有用である.新しいAlzheimer病診断基準における画像の位置づけについても紹介する.
日本内科学会会誌
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