東京大学大学院医学系研究科血液・腫瘍内科学
2012 年 101 巻 7 号 p. 1945-1952
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骨髄異形成症候群は高齢者に多い造血幹細胞疾患であり,従来有効な治療がなく予後は不良であった.近年,疾患の予後予測が進歩するとともに,この疾患に対して初めて予後の改善に有効な新規薬剤が登場し,支持療法の進歩ともあわせ,治療指針が劇的に変革されようとしている.ここでは,骨髄異形成症候群の最新の診断指針,予後予測システムと予後を改善する新たな治療指針について概説する.
日本内科学会会誌
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