日本内科学会雑誌
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II.各論
8.循環機能検査の新展開
大門 雅夫
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2013 年 102 巻 12 号 p. 3160-3166

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抄録
早期に循環器疾患のリスクを評価し,病態を的確に診断するために侵襲の少ない臨床検査は重要な役割を果たす.様々なバイオマーカーが動脈硬化の指標として臨床の場で使われるようになっている一方で,血管内皮機能や動脈硬化度を見るために脈管機能検査,中心血圧や24時間血圧測定などの血圧検査,3次元心エコーをはじめとする画像診断などの進歩も見られる.これらの臨床検査の有用性と限界を理解し,臨床に生かしていくことが望まれる.
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© 2013 一般社団法人 日本内科学会
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