新潟大学大学院医歯学総合研究科循環器内科学
2014 年 103 巻 2 号 p. 378-386
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心筋症の薬物治療の考え方としては,原因や関連する病態が明らかである場合はその治療が基本となるが,心筋症として病態が完成した場合は,いわゆる“慢性心不全”に対する一般的な治療概念があてはまる.しかし一方で,肥大型心筋症のように,心室の拡張機能障害や左室流出路狭窄に対する特異的な薬物治療を要する場合も存在する.本稿では,我が国のガイドラインをもとに薬剤治療についての概説を行う.
日本内科学会会誌
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