日本内科学会雑誌
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I.下垂体前葉
1.先端巨大症
高橋 裕
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2014 年 103 巻 4 号 p. 825-831

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抄録

先端巨大症の診断と治療は近年大きく進歩した.診断については,疾患に対する認知が広まったこと,GH,IGF-I測定法の進歩と標準化により診断,治癒基準が厳格化したこと,また家族性を含む原因,合併症などの病態の解明が進み,早期に診断される症例が増加している.治療については,ソマトスタチンアナログ,ドーパミンアゴニストに加えてGH受容体拮抗薬が使用できるようになり併用療法も含めて選択肢が増加しコントロールが容易になった.またより効果が期待できる新たなソマトスタチンアナログもまもなく登場する.

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© 2014 一般社団法人 日本内科学会
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