日本内科学会雑誌
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I.病態の基礎
1.自己抗体の産生機序
岩本 直樹川上 純
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2014 年 103 巻 7 号 p. 1564-1569

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抄録

生体は,正常では免疫寛容とよばれる機構により自己抗体の産生を回避しているが,何らかの要因によりその機構が破綻した場合,自己抗体が産生される.その破綻の機序についてはいまだ不明な点が多いが,AIRE遺伝子の異常や,アポトーシスの異常,制御性T細胞の異常,外来抗原との分子相同性機序などいくつかの機序が想定されている.自己抗体産生機序の解明は自己免疫疾患の制圧につながり,その解明が期待される.

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© 2014 一般社団法人 日本内科学会
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