日本内科学会雑誌
Online ISSN : 1883-2083
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V.めまい,ふらつき,しびれ感,不眠症
3.高齢者睡眠障害の特徴とその対策
鈴木 圭輔宮本 雅之平田 幸一
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2014 年 103 巻 8 号 p. 1885-1895

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抄録

高齢者では加齢に伴う変化として,若年者と比べて睡眠相が前進する.睡眠構築では深睡眠が減少し,浅い睡眠となり,その結果中途覚醒,早朝覚醒は増加する.また高齢者では様々な原因で不眠を起こす場合があり,生活の質を低下させる要因となる.そのため,まず治療可能な身体疾患や薬物の関与,原発性睡眠障害(睡眠時無呼吸症候群,レストレスレッグス症候群,レム睡眠行動異常症)の合併の評価を行うことが重要である.

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© 2014 一般社団法人 日本内科学会
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