日本内科学会雑誌
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医学と医療の最前線
超高齢社会におけるサルコペニアとフレイル
葛谷 雅文
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2015 年 104 巻 12 号 p. 2602-2607

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抄録

サルコペニア,フレイルは,超高齢社会の日本では要介護状態に至る重要な要因として位置づけられ,健康寿命の延伸を目指すうえでも大切な病態である.これらは地域高齢者の10~30%程度の有病(症)率と考えられており,身近に存在する老年症候群であり,高齢者診療にあたる場合は,この存在に注意を払い,基準に合わせて診断する必要がある.サルコペニア,フレイルは予防が可能であることと,早期に発見することにより介入効果が期待できることもあり,一般診療で早期に発見し適切に介入することが重要である.

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© 2015 一般社団法人 日本内科学会
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