日本内科学会雑誌
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I.関節リウマチ
植木 幸孝荒牧 俊幸辻 良香來留島 章太小島 加奈子川内 奈津美寺田 馨江口 勝美
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2017 年 106 巻 10 号 p. 2118-2124

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抄録

高齢者関節リウマチ(rheumatoid arthritis:RA)は,若年発症RA(younger-onset rheumatoid arthritis:YORA)が高齢化したRAと,60歳以上で発症したEORA(elderly-onset rheumatoid arthritis)に分類される.EORAでは,YORA同様,T2T(treat to target)に準じた治療を行い,低疾患活動性を目標にコントロールするのが現実となっている.しかし,高齢者は多彩な合併症を有しており,高齢化RAと同様,治療にあたり合併症の増悪や薬物による有害事象を定期的にモニタリングすることが重要である.

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© 2017 一般社団法人 日本内科学会
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