勤医協札幌病院内科・総合診療科
2017 年 106 巻 12 号 p. 2535-2544
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超高齢社会を迎えた今,multimorbidity(多併存疾患状態)が当たり前となり,旧来の科別・疾患志向ではなく,患者の抱える問題志向の包括的プロブレムリストを用いて診療を行う重要性が増してきている.本稿では,患者の訴える症状や身体所見等の基本情報からプロブレムリストを作り上げていく基本的な方法から,膨大で複雑な問題点を抱える患者での応用的なプロブレムリストの運用方法,膨らみすぎたプロブレムリストの縮め方等について解説する.
日本内科学会会誌
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