東京大学大学院医学系研究科器官病態内科学呼吸器内科学
2018 年 107 巻 10 号 p. 2059-2066
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気管支喘息の有症率及び有病率はそれぞれ約10%及び5%であり,小児から高齢者まで全ての年齢層で発症する.喘息診療の進歩・普及に伴い,良好な喘息コントロールが得られる症例も多くなり,喘息増悪に伴う入院や喘息死も減少している一方で,難治性の重症喘息や回避すべき喘息死は依然存在する.特に高齢者においては,有症率が高く,喘息死の割合が多い.今後の喘息診療のさらなる進歩と充実化,そして,その普及が重要である.
日本内科学会会誌
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