東海大学内科学系呼吸器内科学
2018 年 107 巻 10 号 p. 2067-2073
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喘息において,気管支平滑筋収縮や気道過敏性の背景に気道炎症が存在するという病態の理解が1990年代以降の喘息治療とその効果を大きく変革した.さらに,2000年代に入ると,吸入ステロイド薬ではコントロールできない重症喘息の病態解明が精力的に行われ,表現型解析,2型自然リンパ球の同定,抗体医薬の臨床応用とそれによる2型免疫応答に対する再評価等が行われ,喘息の病態理解はさらに深まっている.
日本内科学会会誌
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