千葉大学大学院医学研究院呼吸器内科学
2018 年 107 巻 2 号 p. 226-233
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呼吸器疾患による肺高血圧症,臨床分類で3群の肺高血圧症は,肺の実質,間質性病変のみでなく,肺動脈性肺高血圧症(pulmonary arterial hypertension:PAH)(1群の肺高血圧症の要素),併存症としての左心不全(2群の肺高血圧症の要素),さらには局所的肺血栓・塞栓症の要素等,多くの病態が混在して成立している可能性がある.3群の肺高血圧症は治療適応なしではなく,治療可能な要素に対しては個別治療アプローチが必要である.
日本内科学会会誌
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