熊本大学薬学部附属育薬フロンティアセンター・臨床薬理学分野
2018 年 107 巻 5 号 p. 826-833
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診断し,処方箋を書く医師は,薬物動態・相互作用について必ずしも得意なわけではない.それを補うためには,これからの薬剤師は「調剤し服薬指導をする人」から「薬物適正使用を推進する人」に変わっていく必要がある.それによって,①腎機能低下患者の中毒性副作用の未然防止,②適切な服薬指導による腎機能悪化・心血管合併症の防止,③腎毒性薬物による薬剤性腎障害の防止について,医師との緊密な協力によって成し遂げなければならない.
日本内科学会会誌
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