日本内科学会雑誌
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VIII.関節リウマチ診療におけるpatient reported outcomeの重要性
金子 祐子
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2019 年 108 巻 10 号 p. 2124-2128

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抄録

patient reported outcomeは,患者目線の主観的な意見を指標化した評価法である.客観的評価が重要視される時代を経て,近年,その重要性が見直されてきた.関節リウマチのように,痛みや倦怠感等,他人にはわかりづらい症状を主症状とする疾患では,患者自身の評価は非常に重要であるが,今後,医療の発展と共に,患者のより高い満足度と幸福を目指し,patient reported outcomeはますます重要になることが予想される.主観的評価を科学的に評価し,臨床試験及び日常臨床において有効に活用することが大切である.

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© 2019 一般社団法人 日本内科学会
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