独立行政法人 堺市立病院機構堺市立総合医療センター感染症内科/総合内科
2019 年 108 巻 11 号 p. 2286-2290
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血液悪性腫瘍は,疾患自体と治療による骨髄抑制・機能不全を原因とした感染症リスクが高い.分子標的療法・免疫チェックポイント療法の台頭によって,それらが軽減されてきている一方,薬剤自体による新たな感染症リスクが生じている.治療方法に応じて推奨される予防やモニタリングが必要な感染症に関する注意も必要であるが,発熱時には,身体所見の確認や培養検査が最も重要であることは,一般感染症診療と同様であると考える.
日本内科学会会誌
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