金沢大学附属病院呼吸器内科
2020 年 109 巻 10 号 p. 2137-2141
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アトピー咳嗽,喉頭アレルギーは,我が国における頻度の高い慢性咳嗽の原因疾患であり,日常診療では治療的診断が行われる.喉頭アレルギーは,喉頭中心にI型アレルギー病変を認め,アトピー咳嗽では,中枢気道に限局した好酸球性下気道炎症を認める.診断には咳喘息や胃食道逆流症等鑑別が必要となるが,合併例も多く経験され,各疾患の“treatable traits”を見出すことが重要である.
日本内科学会会誌
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