九州大学大学院医学研究院衛生・公衆衛生学分野
2023 年 112 巻 2 号 p. 165-172
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代謝性疾患の有病率の増加に伴い,冠動脈疾患に加えアテローム血栓性脳梗塞の予防の重要性が増している.そのため,これらの動脈硬化性疾患発症の絶対リスク評価に基づいた予防対策は有意義であるといえる.福岡県久山町で継続されている循環器疾患の前向きコホート研究(久山町研究)では,高い予測能を有する動脈硬化性疾患発症のリスク予測モデルを開発した.本稿では,このリスク予測モデルの作成の経緯と活用法を紹介する.
日本内科学会会誌
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