国立がん研究センター中央病院血液腫瘍科
2023 年 112 巻 7 号 p. 1237-1243
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原発性マクログロブリン血症(Waldenström's macroglobulinemia:WM)は,近年分子病態解明および新規分子標的治療薬の臨床導入が進められており,血液内科の中でも注目すべき疾患の一つである.一方,様々な診療科への受診が診断の契機となることも多く,一般内科医にも本疾患の基本的な知識を有してもらいたい.本稿では,WMに対する病態・診断・治療について最新の知見も含めて概説する.
日本内科学会会誌
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