日本内科学会雑誌
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I. 化学療法の基礎
4. 薬物の特性からみた第一選択薬
平松 和史門田 淳一
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2006 年 95 巻 11 号 p. 2188-2192

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抄録
感染症の薬物療法において, 抗菌薬はその中心となる薬剤である. しかしながら近年の肺炎球菌などの各種抗菌薬に対する薬剤耐性菌の増加は, 抗菌薬の選択を複雑にしている. さらに耐性菌の増加を可能な限り抑制する, 賢い抗菌薬の選択も望まれている. これらのためには抗菌スペクトラム, 臓器移行性, 副作用などの抗菌薬の特性と患者の病態を正確に把握し, 抗菌薬の選択を行う必要がある.
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© 2006 一般社団法人 日本内科学会
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