金沢医科大学血液免疫制御学
2007 年 96 巻 10 号 p. 2165-2170
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強皮症(全身性硬化症;Systemic Sclerosis:SSc)は,硬化病変が皮膚だけにとどまらず消化管,肺,腎などに及ぶ全身性疾患である.皮膚硬化の範囲により,広汎性と限局性に分けられる.疾患標識自己抗体として抗トポイソメラーゼI抗体(抗Scl-70抗体)と抗セントロメア抗体がある.臓器病変として肺線維症,腎性高血圧症,心筋病変,吸収不良症候群などが重要で予後は臓器合併症の重症度に左右される.
日本内科学会会誌
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