国立感染症研究所感染症情報センター
2007 年 96 巻 11 号 p. 2386-2392
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H5N1亜型の鳥インフルエンザウイルス感染症は,1997年に家禽とヒトの疾患として出現し,2007年7月現在,依然として鳥型のインフルエンザウイルスのままであるが,2004年以来世界の64カ国(アフリカ,アジア,ヨーロッパ,中東)にて家禽の間で蔓延し続けており,ヒトへの感染も持続している.鳥からヒトへの感染は依然として稀なケースと考えられるが,時にヒト-ヒト感染もみられており,注意を怠るべきではない.
日本内科学会会誌
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